カルタゴ市民

 そこで、はじめて、カルタゴ市民は(カルタゴは、都市国家であったから、市民は国民なのである)挙国一致、国難に赴く決心をし、如上の如き態度を執ったのであったが、時既に遅く、前記の如く、相当の期間独立を保ったが、遂には亡《ほろ》ぼされた。 いかに、挙国一致国難に赴くの態勢を執ったところで、時期に遅くれ...

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急ぎ給え

[#5字下げ]四 急ぎ給え[#「四 急ぎ給え」は中見出し]

 カルタゴの市民が、真に挙国一致の精神に燃立ち、その態勢をととのえ、実行に移った時には…… ――老幼男女の別なく、昼夜休まず神廟内、その他、手広い建物の内に集まり、俄《にわか》に兵器の製造に着手し、日|毎《ごと》に、楯百四十箇、刀剣三百...

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カポネの悪業

 カポネの悪業は、こればかりではなかった。最初の親分エールをも、殺したのである。 それは一九二八年七月一日のことであった。――だから、エール親分が、カポネを、この世界に於ける、一人前の人間にしようとして、コロジモに紹介した時から、八年後のことにあたるのであるが、エール親分は、乾児のカポネが、市俄古...

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